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深夜のテンションとは恐ろしいものである。深夜２時、24時間営業のスーパーに行き、キャベツ、天かす、チーズ、明太子、ベビースターなどを購入。家に帰りボウルに小麦粉30グラムと水250ミリリットル、だしを適当に入れウスターソースを少々。あとはキャベツと和えて鉄板で焼く。
そう、深夜のもんじゃ大会が開催された。
前から俺が口癖のように「もんじゃ食べたい」と言っていたのもあり、夜中に2人が空腹になったタイミングで開催。キャベツの壁を作りその中に流し込まれる小麦粉の液体。ジュージューと鳴りながら焦げとだしの良い匂いが部屋中を巡る。食べるタイミングを見計らい集中する。
今か？いやまだだ。もう少し焦がそう。もういいか？いまだ！
十分に焼かれたもんじゃを口に入れる。
「…美味い…！」
焦げの苦味とチーズの旨味が舌に伝わったのと同時にだしの風味が口全体に広がり、あとからベビースターの楽しい食感が脳を刺激する。気づいたらヘラが止まらない。すごい勢いで食べ進めものの5分で一回戦が終了した…。勝者はもちろん、俺らだ。
その後も二回戦、三回戦、四回戦と、具材を変えて挑んだ。全て勝利した。
もんじゃに勝利したのだ。
こんな意味不明な文章書いているのも無理ない。現時刻はもんじゃを初めて3時間後の5時。
深夜のテンションとは恐ろしいものだ。こんな文章も書けてしまう。
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三年食太郎
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